保育士の仕事にはさまざまな種類があります。
ちょっと見ただけではわからない保育士の仕事は実は多岐にわたり、こんなこともしているの?と驚くようなこともあるでしょう。
ここでは、保育士の仕事の種類についてご紹介します。
毎日必ずしているお仕事は何?
保育士が毎日必ずしているお仕事はたくさんありますが、保護者への連絡帳を書く仕事は毎日必ず行っています。
子どもの健康のことはもちろん、家庭での言動、子どもの発達に対して保育士、保護者で共有して把握しておく必要がありますし、普段子どもの生活を見ることができない保護者にとっては連絡帳が普段の子どもを知る唯一のものになります。
保育士が担当している子どもの数は年齢によって違いますが、担当している人数分の連絡帳を毎日書くのは大変です。
しかし子どもの健やかな発達のためには欠かせない大切なものでもありますので、保育士の仕事の中でも重要な業務のひとつです。
一番時間がかかるのはどんなお仕事?
一番時間がかかる仕事は、その保育士にもよるようです。例えば、事務仕事が苦手な保育士の場合、パソコンでの業務が一番時間を要するという人もいます。
保育士は書類も多く事務仕事に時間がかかるという保育士は多いですし、園だよりなども担当していると余計かもしれませんね。また、園内の壁面飾りを作って飾るのも保育士の仕事ですので、工作が苦手な保育士の場合はこの制作の仕事は一番時間がかかるでしょう。
制作の仕事は多くの保育士が持ち帰って作っていることが多いので、時間がかかっているという気持ちになる人は少ないかもしれません。
子どもの課業のための工作の下準備などもおこなうので、それをあわせると制作というのは仕事の中でもとても時間がかかっているのですが、子どもの発達を考えながら作っているので苦にならないという人が多いのかもしれません。
子どもの年齢によってスケジュールも変わる
担当している子どもの年齢によっても一日のスケジュールが変わります。
0歳児~3歳児まではお昼寝をスケジュールに入れて、4歳児~6歳児のクラスではお昼寝はさせないという方針の保育園もありますし、保育園の方針によっても変わってきます。
0~1歳まではコミュニケーションや絵本を読むという課業中心にしていたのを、2歳~3歳では絵本だけではなく体操の時間を取り入れたり、散歩の時間を長くしたりなどクラスによってスケジュールは変わります。
年齢によって発達が違いますし、獲得させたい事柄が違うので、おのずとスケジュールも変わってきます。
保育士はその発達に合わせてスケジュールを組み、年案、月案、週案、日案と落とし込んで計画を立てています。このスケジュールを作るのも保育士の仕事のひとつです。