女性保育士にとって日常的な悩みのタネとなるのが、メイクの問題ですよね。
子供と一緒に走り回る機会も多い保育士。異性に見られる機会も少なく、化粧崩れを気にする必要もない、正直に言ってノーメイクは楽チン。でも社会人としてどうなの?という意見もわかります。
かといって、派手すぎると保護者だけでなく保育士仲間からも敬遠されてしまいます。
いったい、保育士の化粧はどうすればいいのでしょうか?
ノーメイクではだらしない!という保護者の目
保育士は決して楽な仕事ではありません。子供と一緒に走り回ったり、子供に何かあったときに駆けつけたり、と体力勝負な場面も少なくないでしょう。
夏場になれば汗だくで、子供の世話をしていることも日常茶飯事です。そのような職場環境ですから、仕事中はノーメイクで過ごしているという保育士の方も多いのではないでしょうか。
子供たちはそんなことは気にしませんし、見られるような異性も少ないため、そう考えるのも無理はありません。ですが、見ている人は見ていることを忘れてはいけません。子供たちの保護者です。
保護者の方々は普段保育士さんがどのような働きをしているか、具体的に知ることはできません。そんなときに判断材料となるのは、やはり外見です。あまりにバッチリメイクをしているのも考えものですが、ノーメイクもまた社会人としてだらしないといった印象を与えかねません。
仕事を一生懸命しているのに、保護者の方々からの視線が冷たい…、そんな風に感じているあなた。原因は案外こんなところにあるのかもしれませんよ。
保育園の方針によって化粧必須の園も
保育園によっては化粧を必須としている園も存在します。この方針は、先に挙げた点に根拠があるといえるでしょう。
「化粧もせずに働いている女性はだらしない」と考えている人が今でもたくさんいます。その考え方が良い悪いではなく、そうした価値観を理解した上で、それに応じた対応を取ることが大切になります。
保育士が子供だけを相手にしていればよい時代は終わりました。
今は保護者の方々と良好な関係を築き上げることも、保育士に求められるスキルの一つなのです。
保育士はナチュラルメイクが信頼される!
ここまでの議論をまとめてみましょう。
保育士といえども社会に出て働いている社会人の一員です。社会人として、化粧をするのはだらしないと思われないためにも必要なことといえるでしょう。とはいえ、保育士は体力勝負の面もある仕事。
バッチリ決めすぎたメイクは手間もかかる上に、保護者や保育士仲間からも受けが良くありません。となると保育士に求められているのは、自然に見えるナチュラルメイクでしょう。してないようでしている、自然なメイク術を身につけることで、案外保護者や仲間内の人間関係まで改善するかもしれませんね。