保育士の一番の悩みとして多くあげられるのは人間関係の難しさです。職場ではみんなで協力…とはなかなかいかない難しい女性社会。
ここでは保育園内での人間関係の悩みの解消法と、女性社会で生き延びるコツをご紹介します。
園内の人間関係も仕事のうち!と割り切っちゃうのもひとつの手
保育園内で良好な人間関係を構築し、保育士全員で協力して保育することは子どものためにも必要なことです。
子どもは保育士の人間関係をよく見ています。先生同士がいがみ合っていれば子どもも保育しにくく、荒れたクラスになってしまいがちです。
そこで、子どものため!と割り切って、良好な人間関係を築けるように最大限努力しましょう。
保護者の中には、保育園に通わせることで良好な人間関係を築けるようになってもらいたい、社交性を身に着けてほしい、と願っている人も多くいます。
子どものお手本となる先生方がいがみあっていてはお手本どころではありませんよね。
子どものために良好な人間関係を構築して仕事がしやすい環境にできるよう割り切って行動し、時には主任や園長に相談しながら円滑に仕事をすすめていきましょう。
他で発散!保育士のストレス発散法
保育士の仕事はストレスもたまりやすく、何かしらストレス発散法を持っていないと長く続けることは難しいでしょう。
保育士のストレス発散法でおすすめなのは、体を動かして夢中でできるものです。
体を動かすことで頭の中もスッキリとしますし、夢中になることで嫌なことも忘れられます。
例えばスキューバダイビングや、ボルダリング、フライボードなどは夢中になって体を動かさないと出来ないのでおすすめです。
また、身近なところではスイミングやジョギングなども頭の中が空っぽになってリフレッシュできます。
子どもたちと笑顔で過ごすために、週末のストレス発散は保育士には必須です。自分に合ったストレス解消法をいくつか見つけておきましょう。
保護者との信頼関係は子どもの発達を通して構築される
悩みは園内の人間関係だけではありません。保護者との人間関係も良好に保つことが大切です。
人間ですので時にはこの人苦手だな…と思うこともあるでしょう。しかし、そのような保護者との信頼関係の構築も子どもの保育にはとても大切なことです。
保護者からの信頼を得られないと、保護者が安心して子どもを預けることができません。また、保護者の気持ちが子どもにも伝染して子どもにも信頼されないなんてことになってしまえば、その子どもの発達にも影響が出ます。
保護者と保育士の共通の願いは、子どもの発達です。連絡帳を使って「今日は○○ができるようになりました」「今日は苦手な野菜を頑張って一口食べてみることができました」など、子どものことをよく見てくれているな、と感じるコメントの積み重ねは保護者の心を安心させます。
その小さな行動の一つ一つが保護者の気持ちを動かし、保護者との信頼関係の構築につながるでしょう。
大したことない、と思ってしまいがちなことでも迅速に丁寧に積み重ねていくことが、女性社会で長く生き延びていくコツと言えます。