保育士としての仕事を続けていると、「このまま今の仕事を続けた方がいいのだろうか?」とふと悩むこともあるでしょう。
正社員や派遣、契約社員そしてパートなどさまざまな雇用形態がある中で、自分に合った働き方を選択するための大切なポイントをご紹介します。
正社員保育士のメリット・デメリットとは?
保育士の仕事をする場合、雇用形態にはさまざまな選択肢がありますが、正社員で働く場合のメリットとデメリットとは何でしょうか?
メリットとしては、まず収入が安定している点が挙げられます。これは、仕事の継続性と年収の高さ両面からいえることです。
正社員の場合は、契約終了による雇止めのリスクがありませんので長期的に収入が得られる魅力があります。
また、非正規雇用と比較した場合、一般的には給料が高くボーナスや退職金も期待できます。
一方デメリットもあります。それは任される仕事の責任が重いことです。
一方によってはやりがいを感じメリットにもなる可能性はありますが、非正規雇用であれば負わなくてよい責任を負う点はデメリットといえるでしょう。
保育士の非正規雇用保育士のメリット・デメリットとは?
では、契約社員やパート、派遣など非正規雇用で保育士の仕事をする場合のメリットとデメリットは何でしょうか?
まずメリットですが、自分の働ける時間に合わせて仕事ができる点が挙げられます。また正社員のように役職を持つことはほとんどないでしょうから、責任が軽い点もメリットと感じる人がいるでしょう。
さらに、契約期間が終了すると更新がなければ退職となりますので、辞めやすい点もメリットといえます。
一方デメリットもあります。
まず給料が低めになる、賞与や退職金が出ないなど待遇面でのデメリットは否めません。
また正社員と比較すると長期的に人材育成される対象になりにくいため、キャリア形成がしにくい点もデメリットといえるでしょう。
自分がどのようなキャリアを積みたいのか将来像を描こう!
正社員で働くか、非正規社員として仕事をするかを考える場合、それぞれのメリット・デメリットを比較していると迷ってしまうでしょう。
そのような時はまず、自分が保育士としてどのようなキャリアを積んでいきたいのか将来像を描いてみることをおススメします。
「こうなりたい」という姿があれば、それを実現するためのアプローチが見えてくるはずです。
そうすれば自ずとそのアプローチに合った雇用形態がはっきりしてくるでしょう。
転職が必要になる場合も、目標達成のためと思えば決意しやすいはずです。
雇用形態別の条件面だけにとらわれず、自分のキャリア形成を中心に雇用形態を選ぶことが大切です。