別の保育園に転職したいと考えている女性保育士は多くいます。
女性が多い職場であるため、ストレスが多い環境というのも原因の一つのようです。
今回は、女性保育士が他の保育園に転職する割合や転職の理由について解説します。
女性保育士の転職する割合はどのくらい?
2015年の社会福祉施設等調査によると、保育士全体の離職率は10%を超えています。
保育士は女性の割合が多い職種ですが、離職率が10%を超える仕事というのは驚きですね。
転職先は保育士の資格を活かして他の保育園に転職する人が大半を占めますが、中には一般企業に転職する人もいます。
保育士の仕事は人気があるイメージがありますが、転職する人の割合が比較的多いようです。
出典:http://www.hoyokyo.or.jp/nursing_hyk/reference/27-2s5-5.pdf
女性保育士の転職の理由は?
女性保育士が転職を決意する理由として、「職場の人間関係」を挙げる方が多くいます。
女性が多い職場で働くことにストレスを感じたことがある人がほとんどのようです。
大きな園になるほど派閥がある傾向があり、陰湿ないじめがあるという話もよく聞きます。
仕事上の伝達事項を伝えてくれなくなるケースもあるため、日々先輩との関係に神経をすり減らしている女性保育士がたくさんいます。
また他の保育園に転職する理由に、雇用条件が思っていたよりもよくないことが挙げられます。
子供が好きで夢を見て保育士になった人も多いでしょう。
ストレスなく楽しく働くためにも、より良い条件・労働環境を求めて転職するのも一つの選択肢ではないでしょうか。
別の保育園に転職してよかった例、悪かった例
保育園によって、人間関係や雇用条件、労働環境などに差があります。
転職してよかった例は、「残業が無くなった」「アットホームな人間関係で以前よりもストレスが減った」「待遇が良くなった」などがあります。
納得できる環境で好きな仕事を続けていけるのは、とても良いことですね。
反対に転職して悪かった例は、「待遇は改善されたけど、人間関係がきつい」など、その保育園で働いてみないとわからない部分で不満を感じている人が多いようです。
人間関係の不満は他の職業でもあることですが、自分に合った保育園とのご縁があれば、転職してよかったと思えるのではないでしょうか。
他の保育園に転職したいと思っている人の多くは、今の保育園でストレスをたくさん抱えていて、心身ともに疲れ切っているでしょう。
思い切って別の保育園に転職して環境を変えてみるのも、自分自身を守るために大切なことかもしれません。