保育士は子どもたちの命を守り育み、その発達の手助けをするやりがいのある仕事…と思っている方も多いでしょう。
そうであるなら、潜在保育士が増え、現場で保育士不足が騒がれているのは何故でしょうか。ここでは、保育士の仕事内容の本音をご紹介します。
責任が重い割に給料が…。副業をしなくては生活出来ない保育士も
保育士の仕事内容は、保護者から預かった子どもの命を守り、育み、その発達を促すものです。
これからの日本の、世界の未来を作る命を守り育むのですから、その責任は非常に重いです。
しかしその割に給料は安いため、副業をしながら保育士として働かなければならない、そうしないと生活できないという人もいます。
一日中駆けずり回って休憩もなく、サービス残業もして給料の安い仕事で長く働くには、相当の体力と知力、資産の持ち主でないと務まらないという側面があります。
また、結婚をしていないスタッフを中途採用で正規職員として雇うことに抵抗がある…というのが本音の保育園も中にはあるようです。
映画や美術品に感動に心を震わせる休日
文化的に過ごしたい人には、映画館や美術館など、心に栄養を与える休日で心身ともにリフレッシュしてみてはどうでしょうか。
最新の映画や気になっていた美術展などに足を運び我を忘れて作品世界に没頭すれば、人間関係のストレスなんて吹き飛んでしまいます。
映画はストーリーに夢中になればストレスを忘れることができますし、美術展では芸術に触れることによって保育の工作のための何か新しいアイディアが浮かぶかもしれません。
ストレス発散をしながら、保育にも活かすことができる、お得なストレス発散法です。
持ち帰りの仕事は毎日。当たり前になっているサービス残業
保育士の仕事内容で、持ち帰りの仕事があるのはもはや当たり前になっています。
壁面飾りを作る、子どもたちの工作の下準備をする、イベントの準備をする、課業のアイディアを考える…などは日常茶飯事です。
しかし、これらの仕事は直接子どもたちに関わる仕事ですので、嫌な気持ちになる保育士はいないでしょう。
むしろ「どんな工夫をすれば子どもたちが楽しく遊びながら発達できるか」を真剣に考えながら全力で取り組んでいます。
サービス残業の仕事内容も事務仕事や保護者とのコミュニケーションなど、子どもといる時間にはできないことが残業になるので仕方のないことだと割り切って仕事をしている人がほとんどです。