期待と不安に溢れた新しい門出は、失敗したくないものです。保育園へ就職する時の選び方は慎重に行い、自分に合った素晴らしい保育園を選びたいですよね。ここでは、保育園への就職で後悔しない選び方のポイントをご紹介します。
働くうえで重要な人間関係。その下調べ方法とは
長く働きたい!と考えているとき、人間関係は欠かせないチェックポイントです。
学生時代の実習先の保育園へ就職するなら人間関係もあらかた見えていると思いますが、それ以外の保育園への就職は、内情がわからないのが当たり前と考えて人間関係を就職先の選び方から外して考えてしまいがちです。
そのような時には、前もって就職先候補の保育園へボランティア活動をしに出かけてみましょう。
保育園では大体のところがボランティアを受け付けています。1~2週間ほどボランティアとして保育園内を見ることができれば、人間関係の全容が見えてくるのではないでしょうか。
働きが認められて先生方に信用されれば、本音トークにも参加できるかもしれませんね。
毎日の保育方針は共感できる?重要な保育園の方針
保育園では「自分はこういう保育がしたい、こんな子どもに育てたい!」という強い思いを持って保育園に就職する人がほとんどです。
保育園の保育方針は自分が共感できるものなら、その方針に沿った中で計画を立てて頑張ることもできるでしょう。
しかし、どうしてもこれは理解できない、違和感がある…と感じたら就職しても長くその保育園で働いていくことは難しくなります。
就職前に保育園の保育方針を確認することはとても大切なことです。加えて、自分の中で「どういう子どもに育てたいのか」という気持ちの整理をしておくことも就職先を選ぶ際には重要になります。
最後はやっぱり福利厚生!有給休暇が取れない園はブラックの可能性も
働きやすさとして外せないのは福利厚生です。
書面に有給休暇や生理休暇などと書かれてあっても実際はとらせてもらえない、とれる空気ではないという保育園もあるようです。
これから結婚して出産する、ということもありますので、産休育休が整っているか、取得実績はあるか、の二点は確認しておいた方がいい重要なチェックポイントです。
面接時には「有給やお休みはとりやすい」などと言いながら実情は違う…という保育園もあり、そういった保育園では体の調子が悪くても休めずに深刻な病状になってしまうケースもあります。
頻繁に人が辞めていていつも保育士を募集しているような保育園ではそういった実情が隠れている可能性もあります。ボランティアや見学などで保育園に通い、就職した先輩がいればその話を聴くなどして冷静に内情を探ってみるといいですね。