毎日子どもと一緒に過ごして、その成長や発達を促す保育士は、仕事は大変ですが子どもの発達を一番近くで見守ることができるやりがいのあるお仕事です。
その保育士には業務を円滑に進めるため、子どもの成長や発達を促すために大切にしなくてはならない人間関係が3つあります。
ここではその人間関係についてご紹介します。
まずは子ども達との関係を大切に
保育士は子どもたちとの人間関係を第一として大切にしなくてはなりません。
子どもは信頼できる大人に愛着を持つことでさまざまな発達を見せていきます。子どもに信頼されないと、保育園で子どもが思いっきり遊ぶこともできませんし成長発達の妨げにもなりかねません。
子どもは一緒になって思い切り遊んでくれる大人に対して心を開き、信頼を寄せていきますので、まずは子どもと一緒にしっかりと遊び、子どもたちとの関係を築くことが大切です。
何気ないひとことに気をつけて!保護者と良好な関係を築こう
保護者との人間関係は、いろいろな人がいますので難しさを感じる保育士も多いようです。しかし保育士の願いが子どもたちの笑顔や健やかな発達だとしたら、保護者の願いも同じです。
保育士としての目線、保護者としての目線と、視点が違うだけで子どもを一緒に育てるパートナーともいうべき存在です。
しかし保護者の方が自分の子どもに対して思い入れが強い分、保育士のちょっとしたひとことが気にかかって悩んでしまったり、不安感を抱いてしまったりすることもあります。想いがすれ違うこともあるでしょう。ささいなことと思わず朝と夕方の時間での保護者とのコミュニケーションでは、言葉の選び方に気を付けて会話することがポイントになります。
信頼関係を築くために、子どもの毎日の行動をしっかりと伝えて日々成長、発達しているということを伝えてあげましょう。
些細なことでも職場でのコミュニケーションは大切
保育士は忙しいため、職場内でのコミュニケーションは後回しになりがちです。しかし子どものためにもちょっとしたことでもすぐにコミュニケージョンを取り合うことが大切です。
子どもの異変、今日のスケジュール、保護者さんから聞いた話など、積極的にコミュニケーションをとり、何でも話し合える関係を育てていくことが大切です。いざというときに動きやすくもなりますし、円滑なコミュニケーションは働きやすい職場を作る大きなポイントになります。
また、子どもたちは大人をよく見ています。子どもたちは周りの大人を見て学んでいきますので、保育士は良好な人間関係を築いていくためのお手本になるのです。
保育園の子どもたちが今後、人間関係で困らないようにするためにも、職場内の人間関係も良好にする必要があります。